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で6.7%、他県で23.9%であり、この傾向は、ほとんど変化していない。利用者の年令構成では、平成7年度はTable-2のとおりである。このTableによると、31才から60才までで84%を占めており、一般の民間ゴルフ場と大差ないように見られる。すなわち、社会的に活躍している年令層の利用が顕著である。
通常は1組4名でプレーするようにしており、季期により変動があるが、予約受付者数の状況からは、最大60組で、最小は46組である。平成7年度の全利用者数は57、830名であった。また、最近3ヶ年の月別利用者数はFig-3のとおりであり、全体的に見て月別の変動は、3月期をのぞいては、大きな変化のない傾向を示している。平成7年度における利用収入は840,306,000円であった。本ゴルフ場への申し込みは、土・日・祝日についてはプレー日の2ヶ月前から往復はがきで申し込みをし、毎月20日に抽選によって決める。平日については1ヶ月前の当日正午からプッシュホン電話8回線によりコンピューター中し込み受付をしている。電話申し込みは30分程度で満杯になる状況であり迅速な受付け事務を行っており効果的であるが、申込者側よりは回線が、この時間帯は非常にかけにくいという苦情が多い。

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Fig-3 Golf Link, Number of utilizing person per month (1993,‘94,‘95)

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Table-2 Costitution of the classfied age of utilizing person, 1995

3−2. キャンプ場
平成7年(1995)4月から平成8年(1996)3月までの開催日数は、キャンプ場、貸し自転車とも309日、利用人員はキャンプ場75、089人、貸し自転車75、444人、利用料収入はキャンプ場13、260、600円、貸し自転車11、128、350円であり、前年比で5〜6%増加傾向にある。平成5、6、7年度の3年間の利用者の月別の推移を示すとFig-4のようになるが、夏休み期間中(8月)の利用が他の月に比較して大きい、とくに、この傾向は昨年の8月が際だっている。また、大人と小人との平均利用者の比は、ほぼ3:1で大人が多いが、夏期には、この比が2:1となり、小人の比が相対的に多くなる。
貸し自転車の月別の利用状況をFig-5に示す。この図から、春季、とくに5月ごろの気候的に良好な時期がピークであり、あとは夏休み中の8月、つづいて秋期(10月)の順位となっている。キャンプ場の8月ピークの傾向と対照的なグラフとなっている。
3−3. ヨット訓練所
ヨット訓練所には、ヨット、420級13艇、スナイプ級18艇、レザー級(ジュニア用)2、オプティミスト級(ジュニア用)21艇、および救助艇2艇の合計56艇を財団が保有し、これをヨット教室方式で土曜日・日曜日コース(土曜日32日、日曜日29日、ジュニアコース20日(水・木・金曜日)の割で1年間実施されている。インストラクターは東京都ヨット連盟に協力依頼を行いFig-2に示した訓練水域においてトレーニングをおこなっている。したがって、年間の利用者は大きな変化はないが、平成7年度でみると延べ1,903人(土曜日・日曜日コース1,574人、ジュニアコース329人)である。ヨットは天候による影響が大きく、天候不良による中止が6回(土曜日・日曜日コース5回、ジュニアコース1回)あった。利用料は高校生以上が1人が1日7、OOO円小学4年〜中学3年が1人1日3,500円である。
利用料収入は12、169.5千円である。男性対女性の比率は、59.1%と40.9%と男性が多い。年齢別では20才から40才までで88.9%と大部分を占め、ジュニアコースでは2桁の比率は9才10.1%、1O才25.6%、11才14.7%、12才18.6%、13才20.2%となっている。
過去3年間の利用者数の推移はFig-6のような傾向であり、当然夏季の利用が多くなっている。
なお、駐車場については、これを省略し、平成7年度の利用台数、収入等を記すこととする。すなわち、第1および第2駐車場で140,792台、営業日数309日、平均利用台数461台/日、駐車場収入70,396,000円であった。ちなみに、1日の利用料は500円/台である。

 

 

 

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